2024年の模型界はどうなる!? 情報解禁早見
2024年の年が明けました。
今年も皆様よろしくお願い致します。
さて今回は2024年1発目ということで、今年最初に知っておけば役に立つ情報で一つ書こうと思います。
それは鉄道模型新製品情報解禁日
です。
模型メーカー各社、毎月のように新製品情報が飛び出していますが、中には法則性があるメーカーがあるのをご存知ですか?
今回は、そんな法則性を持つメーカーの新製品情報解禁日予想を下に記しておきます。
的中率は…まぁ8割あれば良い方じゃないですかね。それではご紹介していきます
1.トミーテック
あやめ砲の異名を持つトミーテック。N・HOゲージを担当するTOMIXと、鉄コレ、バスコレ、ジオコレを担当するトミーテックの二つに分かれます。
情報解禁日はどちらも同じで基本
毎月第二木曜日16:00
となっています。ここ数年は12:00〜YouTubeの方でライブ配信という形で先行発表される形になっていますが、詳細についてや再生産情報などについては16:00を待つことになります。
そして気になる2024年の該当日ですが
1/11、2/8、3/14、4/11、5/9、6/13、7/11、8/8、9/12、10/10、11/14、12/12
となります。ただ一つだけ変わる可能性として、5月は例年静岡ホビーショーが開催される為、そちらの初日9:00〜10:00解禁になる(今年がそうだった)可能性があります。
それ以外は基本この通りになるかと(来年はお盆休み被らないのでそこを気にしなくて良い)
2.KATO
こちらの発表日は
毎月第一・五金曜11:00
となります。注意点として、第五金曜に発表があった場合、翌月の第一金曜は発表は行いません。
こちらはKATO公式Xでポスター速報という形で発表されます。
そして気になる該当日ですが
1/5、2/2、3/1、29、4/26、5/31、7/5、8/2、30、9/27、10/25、11/29、12/27
となります。結構多いですね。
ただ、イベント開催となるとこの限りではなく、先述の静岡や鉄コン九州などで会場発表を行うこともあります。
なお、年末を挟む12月はここ2年共パターンが異なり、2022年は4週目金曜(12/24)、2023年は最終営業日(12/28)に発表をしていました。
ただ、今年に関してはカレンダー通りだと最終営業は28(土)となるので、金曜発表の法則に則り、この日になると予想しております。
皆様も、当該日が近づいたら、こまめに色々チェックしておきましょう!
ごく稀にフライングする事もあるけど気にするな。
模型ヒストリー① TOMIX 583系きたぐに
こんにちは。多分今回の記事が今年ラストの記事になると思います。今年も相変わらず色々な模型を買いました。
さて、先日私は日本橋でTOMIXのモハネ582のきたぐに色のジャンクバラを購入しました。この個体、何故か動力付きばっか出回ってるんですよね…。
今回はそいつの動力差し替えの傍ら、TOMIX583系きたぐにの歴史でも調べてみようと思います。私みたいに旧製品のジャンクから手を出した人もこれを読めば安心!(そんな人いるのか?)
さて、製品の前に実車の解説を。
581/583系と言えば、説明不要な昼夜行兼用電車です。そんなこの形式が最後まで定期運用を行なっていたのが大阪〜新潟間を走っていた急行きたぐに。その運用には向日町運転所→京都総合車両所の583系10両が使用されていました。向日町の583系は民営化初期まで原色でしたが、90年代に入るとシュプール号対応を受けた一部編成が青を基調とした新デザインに。
その後、シュプール号対応を受けていない編成に対しての更新工事を行った際に「きたぐに色」と言われる最晩年のカラーリングに改められました。今回のお話はこの塗装の製品を巡るお話です。
初登場したのは2003年。品番は92746+92747
この時は限定品で旧塗装が登場しました(その後旧塗装は2019年に再び限定品で登場)
識別点としては
・旧集電台車(銀色車輪)
・実質塗り替えだけのタイプ品
・動力が485系由来製品(品番2985)
・ケースイラストの金帯が細く薄め
こんな所でしょうか。この時のセット構成は現行品に通ずるクハネ581/583にモハネは後期型床下。増結は動力有無で2ユニット入った6+4の構成。そしてボディマウントTNのHG品質となっています。
そこから5年。流用をあまり行わず、実車再現に力を入れるようになったTOMIXはタイプ品だったきたぐにのアップグレードに乗り出します。
それが08年に出た2代目の92797+92798
この時は
・新規金型採用(本来の姿に)
・新集電台車採用、動力も583用に。
・ライト、HMが白色LEDに。
・モハネは増結のM付きのみ前期型、それ以外は全て後期型。
・ケースイラストの金帯が濃くなり上半分が朝焼けイメージの青系に。
全体的にディティールが向上しました。
そしてこの1年後、限定品として出されたのが92956 シュプール&リゾート。
通常品との違いとして
・ロゴ・HMがシュプール仕様
・サロがサロン付の100番台(新規制作)
・両端クハネ581
・モハユニットが前期型
と言ったもの。増結に92798を使用することで、フルの10両を再現することができます。
この製品、たまに見かけるんですがまぁ高い。現行のきたぐにの方が安く買えるお値段。
そんなきたぐにも老朽化や利用率低下(北陸線3セク化も見据えてたとは思う)から2012年での臨時化が決定。これを受けて12年に3回目の再販が行われます。
この時の仕様は
・クハネは両端581(それまでは581-583のセット)
・モハネユニットの床下は全て前期型
・増結セットはM付(92850)とM無(92851)の2種構成に。
・ケースイラストは新たに車体帯の青が追加
とかなりの仕様変更がかかりました。というのもコレ、定期きたぐにラストランの編成の再現用にこうなったもの。しかしながら実際こっちの方が良いんじゃないかなとは思ってます。
クハネ583入った編成、2つしかありませんからね…。後期型ユニット組込編成も限られますし。後臨時時代やるのなんかも。
そんな臨時きたぐにも早々になくなり、きたぐにどころか北陸本線も半分以上消えて久しい2023年。前年の583系大幅リニューアルを受けて、きたぐにが現行仕様になって帰ってきました。
・セット構成は2代目の構成に戻る(98809+98810)
・クハネがダミーカプラー化
・TNカプラーが配管付の現行仕様に
・床板が緑に
・ケースイラストは夜仕様
これが、現在販売されている4代目になります。しかしコレ、どうもかなりやらかしてる感が否めないです。何しろ今年のJoshinセールで10両で叩き売りしてたので…(資金に余裕あればナー買ってたナー)
売れなくなった理由があるとしたらクハネ581-583のコンビに戻してしまったこと、そしてクハネのカプラーをダミーにしてしまったことでしょうか…?クハネの前面床下はかなりリアルになったんですが、シュプールでの485との併結をやろうと思うとやはりTNにしたいもの。この辺りでは逆にかつての製品より劣ってしまった点でしょうか。しかし、リアルになったTNカプラー等は非常に魅力があります。まぁ92849辺りをカプラーだけ現行品にしてしまえば良いんでしょうが…。
いかがでしたでしょうか。皆様もお好みの時代と編成に合わせて吟味して下さいませ。
私は485とのシュプールをやりたいのですがどうしたもんか…。
TOMIXのオロネ25-700(旧製品)を買ったのでKATO旧ロットと比較してみた
こんにちは。
先日梅ぽちでこんな物を買いました。
「TOMIX」のオロネ25-700です。
「はくつる」をやるのに必要だったので購入しました。しかし我が家には既にKATOの旧ロットのオロネが存在します。
今回は、何故TOMIX版を新たに買うことにしたのかを、両製品比較しながら話していきます。
まず一目で分かるのはスケールの違い。
左がTOMIX、右がKATO旧製品ですが、明らかにKATOの方が短いですね。
2000年前半までのKATOの一部製品は現在と縮尺が違ったのか、他のメーカーのそれとは長さが異なる状態でした。
この24系金帯以外にも、同じ24系25型の銀帯車や、EF65-1000なんかも旧ロットと現ロットで大きさが異なる物でした。
じゃあTOMIXの方が良いのかと言われるとちょっと首を傾げます。
例えば床下。実はこの頃のTOMIXのオロネ25の床下は、オハネ14の流用。全く配置が異なるんですね。その点KATOは1から設計した為にちゃんとした配置になっています。
またこれは肉眼でないと判別は難しいんですが、製造銘板のモールドが両者で位置が真逆なんですよね。
これも調べた限りだとKATOの方が正しいかなぁ…と。富のはオハネの配置なんですよね。
尤もこれに関しては詳しい実車資料が無いので本当に正しいかはアレですが。
というわけで、KATOとTOMIXの旧製品比較でした。
私的に床下が違うのは今回初めて知ったんですが(汗)現行ロットの物に差し替えた事例もあるので気が向いたらやろうかなとは思ってます。
皆様も、ジャンクで模型を買う時は、一つ注意して考えて貰いたいです。
どうする我が家の模型達③ さらばあさかぜ、残された客車の末路
こんにちは。
先日はジオラマ103で行われた夜行列車運転会に参加しておりました。
そんな中で、今回ラストランを迎えた車両がいます。
24系25型 博多あさかぜ
元々、銀帯の24/25の増結に、金帯のオハネフ25を買ってしまったのが全ての始まり。
最終的にジャンクでその車両全てを集め、これがきっかけで知り合いが1人増えるほどでした。
しかし、今思うとこの編成、非常にアンバランス。
・車両の都合上、1編成にカプラーが3つ
・ボディマウントナックル+ナックルの連結を無理矢理行った為、走行解放が多発する。
・KATO旧スケール品と、それ以外の品で車体長と車体高が安定しない。
このことから稼働率が減らしており、今回、我が家の模型整理の対象となってしまいました。
そして、ラストラン後にはKATO旧スケール車に関しては全て売却するとの方向で固まることとなったのです。そうなると、残った車両はどうなるのか?今回は実際の博多あさかぜ車両の転用事例も見ながらご紹介していきます。
さて、今回転用できる車両はこちらの車両。
内訳はハネ×3、ハネフ25-100×2、-200×1
1番下のオハネフはKATO現行品のバラ。それ以外はTOMIXの旧製品になります。
これを踏まえた上で、実際の転用例を見ていきます。
転用例1 出雲1・4号
最も多い選択肢の一つ。無改造で転属ができます。というか、最晩年の出雲はオロネ以外金帯ということもザラなので大量に必要となります。
しかし、今回転用できる車両数は少ないのでこの可能性は無いですね。
転用例2 あけぼの/日本海
同じ青森車両センター所属かつ最末期まで活躍したのでここに集約します。この二列車に関しては、KATOから完成品が出てしまっている以上、新たにやることはないかなと。実際、あけぼのを持ってはいるのですが、私がやりたいのはこれらの車両が入る前の物なので今回は外れます。
転用例3.鳥海
これが個人的には意外でした。
鳥海は1997年まで存在した寝台特急で、ルート的には往年のあけぼのの物でした(事実97年にあけぼのに改称された上で愛称消滅)
その最末期に金帯車が入っていた記録があります。こちらは編成中に1〜2両ほどかつ、オハネぐらいしか入っていた記録がありません。
転用例4.はくつる
1994年に再度客車化されたはくつるですが、その客車には青森車両センターの24系が使われ、もれなく流れ込んできた金帯あさかぜの客車も大量に使われました。
しかし、はくつるに転用されたのは開放B寝台車のみではなく、A寝台シングルデラックスオロネ25-700も転用されました。
また、この頃のはくつるは段々金帯化が進む一方で、24/25型の白帯車という新しい形態が出てきていることも注目すべき点です。後、同じ金帯でも北斗星用の引き戸車が入っていた事もあったようで、その辺の確認等も必要になってきそうです。
以上のことから、やるとしたら鳥海かはくつるになりそうです。
両数を考えたらはくつるかなぁ?今度出るゆうづるの増結と組み合わせたら良さそうですが、青森の24系24型、90年代に入ると早々に非常口埋めたなんて話も…
まだまだじっくり考える事になりそうです。
どうする我が家の模型達① 24系ゆうづる(85)
年の瀬迫る12/14…
国内外が慌ただしい中、今年最後のトミーテックライブ(又の名をあやめ砲)が放送されました。
始めの内はこちらも待望の発表となったHC85の量産車に目を惹かれていた私ですが、前半終了間際、その考えをひっくり返す商品が登場します。
おっと…?
ここにきて24系24型、それもゆうづる仕様。
24系24型のみの製品としては12年ぶりのリニューアル再生産となる本製品ですが、今回のプロトは85年のゆうづる。少しぐらつきますが
せめて81-300が出ないとなぁ…
と、思っていました、しかしこの直後…
やりやがったあああああああああ!!!!
こちらを見透かしていたのか、私の欲しい仕様ドンピシャで出てきました。当ブログ1回目の記事となる今回は、こちらのゆうづるについて考えていきます。
続きを読むご挨拶
皆様どうも
当ブログは寺鉄模型区(@Tb9gageOnly)から派生したブログとなります。
元々当ブログは別予定で動かす予定だったんですがちょっと分けあって頓挫しておりました。
しかし今回、ある製品の製品化において、自分はこういう形態をやりたいが情報が乏しく、また140字で伝えるのは難しいと考え、このブログを立ち上げるに至りました。
基本的には
買おうか悩んでる模型とやりたい形態
↓
形態について調べた内容を述べる
↓
その上でどうすれば良いか不明点を投げかける
こんな感じな流れとなっております。
こんな自己満足な調子ですが、今後ともよろしくお願い致します。